試合後に喜びを爆発させるセルタの選手たち [写真]=Getty Images
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝セカンドレグが27日に行われ、アトレティコ・マドリードとセルタが対戦した。
20日に行われたファーストレグは0-0の引き分けに終わった。準決勝進出を懸けたセカンドレグ、ホームのアトレティコ・マドリードは3日前のリーガ・エスパニョーラ第21節セビージャ戦から先発3選手を変更。スペイン人GKミゲル・アンヘル・モヤとウルグアイ代表DFホセ・ヒメネス、ベルギー代表MFヤニック・フェレイラ・カラスコが先発メンバーに名を連ねた。一方のセルタは、0-3で敗れた23日のラージョ戦から8選手もの変更を加えてアウェーゲームに臨んだ。
均衡を破ったのはアウェーのセルタだった。22分、左CKをショートコーナーで始めると、クロスボールにパブロ・エルナンデスが反応。ファーサイドから打点の高いヘディングシュートを決め、先制に成功した。
ホームで先手を取られたアトレティコ・マドリードも、7分後に反撃。29分、カラスコがペナルティーエリア左手前からミドルシュートを放つと、相手GKが弾いたところへアントワーヌ・グリエスマンが詰め、右足シュートを決めた。アトレティコ・マドリードが同点に追いつき、前半は1-1で終了した。
1-1で迎えた後半、またも先手を取ったのはセルタだった。56分、敵陣でボールを奪うと、ヨン・グイデッティがペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らした。さらに64分には、右サイドからのクロスにP・エルナンデスが頭で合わせ、自身2点目。セルタが3-1とリードを広げた。
ホームで2点ビハインドを負い、攻めるしかないアトレティコ・マドリード。しかし74分、コケがレッドカードを受け、数的不利に陥ってしまう。81分にアンヘル・コレアが1点を返したが、反撃はここまでだった。
試合は3-2で終了。セルタがアウェーで競り勝ち、2試合合計スコア3-2で準決勝進出を決めた。ホームで敗れたアトレティコ・マドリードはベスト8敗退となった。
なお、アトレティコ・マドリードは次戦、30日のリーガ・エスパニョーラ第22節でバルセロナとアウェーで対戦。セルタは31日、ラス・パルマスと対戦する。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 2-3(2試合合計:2-3) セルタ
【得点者】
0-1 22分 パブロ・エルナンデス(セルタ)
1-1 29分 アントワーヌ・グリエスマン(アトレティコ・マドリード)
1-2 56分 ヨン・グイデッティ(セルタ)
1-3 64分 パブロ・エルナンデス(セルタ)
2-3 81分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
By サッカーキング編集部
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