バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは23日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのアーセナル戦で2ゴールを決めた。アーセナルのチェコ代表GKペトル・チェフは、メッシのキャリアにおける123人目の“攻略相手”だった。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
メッシはプロキャリアを歩み始めてから23日のアーセナル戦までに、公式戦514試合で441ゴールを記録。実に123人のGKから得点を奪ってきた。7試合目の対戦で初めて失点を喫したチェフが、123人目となった。
123人の中でメッシに最も多くのゴールを決められたGKは、昨シーズンまでレアル・マドリードに所属していたスペイン代表GKイケル・カシージャスで計17失点。次いで、バレンシアに所属するブラジル代表GKジエゴ・アウヴェスが16ゴールを決められている。3番目に多いのはアスレティック・ビルバオ所属のスペイン人GKゴルカ・イライソスとグラナダのスペイン人GKアンドレス・フェルナンデスで、メッシに15ゴールを決められた。
なお、メッシが得点を奪っていないGKの1人が、ユヴェントスに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンだ。サッカー史に残る名GKからメッシはゴールを決めることができていない。バルセロナは昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でユヴェントスと対戦して勝利を収めたが、メッシのゴールはなかった。メッシがブッフォンの守るゴールマウスから得点を奪う日は訪れるだろうか。