スペイン代表の新指揮官就任が決まったロペテギ氏 [写真]=VI-Images via Getty Images
スペインサッカー連盟(RFEF)は21日、同国代表の新監督にフレン・ロペテギ氏が就任すると発表した。同日に就任会見を行う予定。
OFICIAL | Julen Lopetegui (@julenlopetegui), nuevo seleccionador absoluto español https://t.co/tCpek9TBr1
— RFEF (@rfef) July 21, 2016
ロペテギ氏は1966年生まれの49歳。選手時代はレアル・ソシエダでプロデビューし、レアル・マドリード・カスティージャやログロニェス、バルセロナを経てラージョ・バジェカーノへ移籍した。同クラブで2002年までプレーし、現役を引退した。主にログロニェスとラージョ・バジェカーノで定位置を獲得し、試合出場を重ねた。1994年にはスペイン代表デビューを果たし、同年に行われたアメリカ・ワールドカップのメンバーにも名を連ねている。
現役引退後は指導者に転身。古巣のラージョ・バジェカーノ、レアル・マドリードBを経て、2010年からはスペイン代表の年代別代表指揮官を歴任した。2011年にはU-19同国代表を率いてUEFA U-19欧州選手権で優勝を果たしている。2013年にはUEFA U-21欧州選手権でも優勝。現在のA代表で活躍するGKダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)やMFイスコ、FWアルバロ・モラタ(ともにレアル・マドリード)らを率いていた。
ロペテギ氏はスペインの年代別代表で実勢を残し、2014年5月からはポルトの監督に就任。2014-15シーズンはプリメイラ・リーガを2位で終え、2015-16シーズンも3位につけていたが、今年1月に解任された。
スペイン代表は2008年7月からビセンテ・デル・ボスケ前監督が指揮。同氏はユーロ2008制覇直後のチームを率いて2010年の南アフリカ・ワールドカップに臨み、同国代表を初の世界制覇に導いた。そして2年後のユーロ2012では大会連覇を達成。ユーロ2016では大会3連覇を目指したが、ラウンド16でイタリア代表に0-2と敗れて敗退が決定した。大会終了後の7月4日に退任が発表されていた。
後任に関しては複数の候補が挙げられ、6月30日付の『マルカ』など複数メディアはホアキン・カパロス氏の就任を有力視していたが、ロペテギ氏が新指揮官に決定した。
By サッカーキング編集部
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