バルサ移籍報道から急転、セビージャ加入を報じられたビエット [写真]=Getty Images
バルセロナへの移籍が決定的と報じられていたアトレティコ・マドリードのリオ五輪アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエットが、日本代表MF清武弘嗣のセビージャへ加入する見通しとなったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『マルカ』など複数メディアが26日に報じている。
24日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、バルセロナが移籍金2200万ユーロ(約25億7000万円)を用意し、ビエットの獲得に迫っていた。同紙は「移籍は(すでに)事実となっている」と記しており、交渉成立は決定的と見られていた。
しかし今回の報道によると、ビエットはホルヘ・サンパオリ監督の下でのプレーを望み、セビージャへレンタル移籍で加入するという。バルセロナ側には断りを入れた模様だ。
ビエットは1993年生まれの22歳。ラシン・クラブの下部組織出身で、2011年にトップチームに昇格した。2014年夏にビジャレアルへ移籍すると、リーガ・エスパニョーラでの1年目で32試合出場12ゴールを記録。昨年夏にアトレティコ・マドリードへ6年契約で加入した。2015-16シーズンはリーガ・エスパニョーラで19試合出場1ゴール。来月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックに臨むアルゼンチン代表に選出されている。
By サッカーキング編集部
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