今夏、セビージャに移籍した日本代表MF清武弘嗣 [写真]=Getty Images
セビージャに所属する日本代表MF清武弘嗣が、自身のケガの状態について明かした。28日に行われたFW武藤嘉紀が所属するマインツとの練習試合の後、取材陣にコメントを残している。
今夏、ハノーファーからセビージャへの移籍を果たした清武。しかし今月、右内転筋を負傷し、3~4週間の離脱を強いられると発表された。新天地でいきなり出遅れる形となったが、25日からドイツで行われているセビージャのトレーニングに合流し、別メニュー調整で復帰を目指しているようだ。
清武は、自身のケガの状態について、「もうそろそろ復帰ですよ。それ以上はわからないですけど、まだ言葉がわからないので(笑)」と、復帰が近付いていると明言した。
試合後のトレーニングではランニングした後に、スパイクを履いてボールにも触れていた清武。「来週にラストのグラナダとの試合があって、それは出るのかどうか。今週(30日に行われるザンクト・パウリとの試合)は出ないですよ、たぶん」と、来週にも実戦に復帰できるのではないかと口にした。
練習試合を2試合見てのチームメイトに対する感想を問われると、「みんな、上手いですよね。ドイツとサッカーが違うので。メッチャ、ゆっくりパスを回しているので、ボールが来なくても我慢しないといけないですよね。みんなボールを持っているから、欲しいときになかなか来ない。そこはやりながらじゃないですかね」と、スペイン特有のサッカーについて分析した。
また、シーズン開幕へ向けて「焦りは全然ない」と強調した清武。「環境に慣れるのが先だし。焦ってやっても仕方がない。コミュニケーションは少しとりづらいんですけど、(スペイン語を)勉強せざるをえない感じですね。だんだんとサッカー用語はわかってきていますけど、コミュニケーションはまだわからないですね。英語で話しかけても、スペイン語でバーッと返される感じなので(笑)」と、言葉の問題には苦労していると明かした。
セビージャは8月9日にUEFAスーパーカップでレアル・マドリードと対戦。同12日と15日にはスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)でバルセロナと対戦する。
By サッカーキング編集部
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