今夏の移籍市場でバルサを退団する可能性を報じられているアルダ [写真]=Getty Images
バルセロナのスポーツディレクター(SD)を務めるロベルト・フェルナンデス氏が、トルコ代表MFアルダ・トゥランの放出を否定した。スペイン紙『マルカ』でのコメントを引用し、イギリスメディア『スカイスポーツ』が29日に報じている。
アルダは今夏の移籍市場で他クラブへ移籍する可能性を報じられ、移籍先候補としてチェルシーやアーセナル、ドルトムントが挙げられている。
去就に注目が集まるアルダについて、フェルナンデスSDは「彼の状況は変わっていないよ。彼のパフォーマンスは必ず良いものになるだろう。我々はそう確信している」とコメント。以下のように続けた。
「我々は、アトレティコにいた頃のアルダを見たいと思っているんだ。退団する可能性?我々はそんなことは考えていないよ」
アルダは1987年生まれの29歳。昨年夏にアトレティコ・マドリードからバルセロナへ移籍した。移籍金は3400万ユーロ(約39億3000万円)で、700万ユーロ(約8億1000万円)のボーナス条項が盛り込まれていると報じられている。同選手はバルセロナの補強禁止処分の影響で、今年1月に選手登録を許可された。2015-16シーズンはリーガ・エスパニョーラで18試合に出場して2ゴールを記録。ユーロ2016にはトルコ代表の背番号「10」をつけ、キャプテンとして参戦。グループステージ全3試合に出場した。
By サッカーキング編集部
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