決勝ゴールを挙げたレアルのダニーロ(中央) [写真]=Getty Images
インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2016のアメリカ・ヨーロッパラウンドが8月3日に行われ、バイエルンとレアル・マドリードが対戦した。
7月30日のインテル戦では4-1とゴールラッシュを見せたバイエルン。今大会3戦目の先発メンバーには、オーストリア代表MFダヴィド・アラバや元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルらが名を連ねた。
今大会の3戦目に臨むレアル・マドリードは、ウェールズ代表MFギャレス・ベイルとフランス人FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”が不在。先発メンバーにはフランス代表DFラファエル・ヴァランやブラジル代表DFマルセロ、ユヴェントスから復帰したスペイン代表FWアルバロ・モラタらが名を連ねた。また、ユーロ2016やコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016出場のために合流が遅れていたスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスも先発出場した。
前半、バイエルンがセットプレーからチャンスを作り出した。10分、アラバがペナルティーエリア右手前からのFKを直接狙うと、枠のわずか右へ逸れた。そして25分にも近い位置からアラバが直接FKを放つ。今度は強烈なシュートが右ポストを直撃し、枠の外へ外れた。さらに33分には、チアゴ・アルカンタラが敵陣ペナルティーエリア左手前で巧みなドリブルを見せ、相手のマークを振り切って右足を一閃。強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、相手GKの好セーブに阻まれた。前半はスコアレスで終了した。
レアル・マドリードは後半開始時から3選手を交代。マテオ・コヴァチッチやマルコ・アセンシオ、ナチョ・フェルナンデスを投入した。59分、レアル・マドリードはマルセロがドリブルでペナルティーエリア手前まで持ち込み、左足アウトサイドでループパス。ペナルティーエリア左側でボールを持ったモラタが右足で逆サイドを狙ったが、シュートは枠の右へ逸れた。62分にはイスコが豪快なミドルシュートを放ったものの、左ポストを直撃してゴールとはならなかった。
そして79分、均衡を破ったのはレアル・マドリードだった。途中出場のダニーロが敵陣右サイドからドリブルでカットインし、ペナルティーエリア手前から左足を振り抜く。強烈なミドルシュートが相手GKの頭上を破ってゴールネットを揺らした。
By サッカーキング編集部
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