先発出場を果たし、後半途中までプレーした香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
プレシーズンマッチが9日に行われ、日本代表MF香川真司のドルトムントとアスレティック・ビルバオが対戦。香川は先発メンバーに名を連ねた。
スイスのザンクト・ガレンで開催された一戦、ドルトムントの先発メンバーには香川のほか、ヴォルフスブルクから加入したドイツ代表MFアンドレ・シュールレや、バイエルンから復帰したMFマリオ・ゲッツェ、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンらが名を連ねた。
ドルトムントは開始早々の3分、シュールレが敵陣左サイドで相手の最終ラインの背後を取り、スルーパスに反応。ペナルティーエリアに入って左足シュートを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。続く4分には、縦パスを受けた香川がワンタッチでヒールパス。後方へ流すと、反応したオーバメヤンが1対1のチャンスを迎えたが、判定はオフサイドとなった。
ドルトムントはさらに攻勢をかけ、18分には右サイド深くからオーバメヤンがクロスを上げてチャンスを作る。しかし20分、自陣でのボールロストから先制ゴールを許すこととなった。ビルドアップでのパス回しでボールを失うと、細かいパス交換から最後はマルケル・スサエタに決められた。
先制を許したドルトムントは41分、香川が左サイドへ展開すると、パスを受けたゲッツェのクロスが相手のハンドを誘発。PKのチャンスを得たが、オーバメヤンのシュートを相手GKに阻まれ、同点とはならなかった。43分にはクリスチャン・プリシッチのシュートが左ポストに弾かれ、決定機を活かせなかった。
前半は0-1で終了。後半開始時からドルトムントは8選手を入れ替え、マルク・バルトラやヌリ・シャヒンらがピッチに立った。香川は67分までプレーし、パク・チュホと交代。ドルトムントは追加点こそ許さなかったものの、最後までゴールを奪うことができず、0-1と完封負けを喫した。
ドルトムントは14日、ドイツ・スーパーカップでバイエルンと対戦する。
【スコア】
ドルトムント 0-1 アスレティック・ビルバオ
【得点者】
0-1 20分 マルケル・スサエタ(アスレティック・ビルバオ)
By サッカーキング編集部
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