L・スアレス(左)の先制ゴールをアシストしたメッシ(右)[写真]=Getty Images
ジョアン・ガンペール杯が10日に行われ、バルセロナとサンプドリアが対戦した。
同大会は、バルセロナの主催で本拠地カンプ・ノウにて行われる親善試合。今年はセリエAのサンプドリアを迎えた。
試合はバルセロナの先制で動く。16分、ペナルティエリア手前左のアンドレス・イニエスタが中央へ浮き球のスルーパス。反応したリオネル・メッシがゴール前に抜け出し、胸トラップからオーバーヘッドで中央へ折り返す。これをルイス・スアレスが頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。
さらにバルセロナは21分、エリア手前右のイヴァン・ラキティッチが中央へクロスを供給。相手ディフェンスラインぎりぎりを抜け出したメッシが、胸トラップから、落ち着いて相手GKをかわして左足で流し込んだ。
だが直後の23分、エリア手前中央でボールを奪ったサンプドリアは、リズムよいワンタッチプレーから、最後はエリア内左に抜け出したルイス・ムリエルが左足で押し込んで、リードを1点差に縮めた。
しかしバルセロナは追撃を許さない。34分、エリア前ゴール正面でのFKから、メッシが左足で直接狙い、シュートをゴール左隅に突き刺した。バルセロナが再びリードを2点に広げて前半を折り返す。
後半に入って77分、サンプドリアは右サイドからのクロスに、アンテ・ブディミルが反応。エリア内左で相手選手2人に詰められるも、胸トラップから右足を振り抜き、シュートをゴール左隅に決めた。
反撃を許したバルセロナだが、その後は得点を許さず、3-2で勝利。今夏のプレシーズンマッチを白星で締めくくった。
バルセロナは14日に行われるスーペルコパ(スペイン・スーパーカップ)・ファーストレグで、日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャと対戦。サンプドリアは同日に14日に行われるコッパ・イタリア3回戦でバッサーノ・ヴィルトゥス(3部リーグ)と対戦する。
【得点者】
1-0 16分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
2-0 21分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
2-1 23分 ルイス・ムリエル(サンプドリア)
3-1 34分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
3-2 77分 アンテ・ブディミル(サンプドリア)
By サッカーキング編集部
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