レアル加入発表で目に涙を浮かべるアセンシオ [写真]=Corbis via Getty Images
レアル・マドリードに復帰したスペイン代表MFマルコ・アセンシオが16日、加入発表に臨んだ。クラブの公式HPが伝えている。
アセンシオは1996年生まれの20歳。2014年12月にマジョルカからレアル・マドリードに移籍した。2014-15シーズンの残り期間はレンタル移籍という形でマジョルカにとどまり、昨シーズンはエスパニョールへレンタル移籍で加入した。同シーズンはリーガ・エスパニョーラで34試合に出場、4ゴール10アシストを記録。今年5月末にはスペイン代表デビューも果たしている。
武者修行先で活躍を見せ、レアル・マドリードでのプレーを勝ち取ったアセンシオ。9日に行われたUEFAスーパーカップのセビージャ戦で鮮やかな先制ゴールを挙げ、勝利に貢献している。そして16日、本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウでファンにお披露目され、フロレンティーノ・ペレス会長や家族らと記念撮影を行った。
アセンシオは「僕にとって、今日というこの日はとても重要だ。この場に立てるのは名誉で、夢見ていたことなんだよ。(ペレス)会長やクラブが自分を信頼してくれたことに感謝している。このチームで長くプレーできるように全力を尽くし、サッカーに取り組んでいく」とコメント。スピーチの途中、感極まって涙を流す場面もあったと伝えられている。
そしてペレス会長は「クラブにとって今日は大きな意味がある。なぜなら、昔からレアル・マドリードのユニホームに袖を通してプレーすることを願っていた少年が成長を続け、加入発表をすることができるのだからね。彼は議論の余地がない、素晴らしい才能を持った選手になった」と、アセンシオの復帰を歓迎した。
By サッカーキング編集部
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