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「裏切り者かのように」…トーレスがチェルシー移籍時の批判に苦言

2016.08.18

リヴァプールで活躍したトーレス(左)は、2011年にチェルシーへと移籍した [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、2011年1月のチェルシー移籍を振り返った。17日付けのイギリス紙『ロンドン・イブニング・スタンダード』が報じている。

 当時リヴァプールのエースストライカーだったトーレスは、2011年の1月にチェルシーへ電撃移籍。リヴァプールのサポーターからは非難を浴びたが、この移籍に関してトーレスがシモン・ヒューズ氏の著書『リング・オブ・ファイア』の中で口を開いた。

 当時、フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)に買収されたばかりだった。トーレスによれば、当時のダミアン・コモリSD(スポーツ・ディレクター)から「新たなオーナーは、投資に関してアイディアがある」と聞かされたという。

 トーレスは「彼らは若い選手たちを獲得したがっていた。新しい何かを求めてね。僕自身について考えた時に、これはうまくいくまでに時間を要すると思ったんだ。2年、3年、4年、あるいは10年かかるかもしれないってね」と当時の心境を明かし「僕にそんな時間はなかった。27歳だったからね。待つ余裕はなかったし、勝ちたかったんだ。今こうして5年がたっても、彼らは僕が去った時と同じポジションで、クラブを作り上げようとしているところだ」と、自身の判断が正しかったと主張している。

 その上で「裏切り者かのように言われたよ。話し合っているときは、そんな風ではなかったのに」と移籍後の批判への不満を明かし「チームとして、リヴァプールが間違った方向に進んでいるのを認めたくなかったんだ。誰かに罪をなすりつける必要があったんだよ」とコメントしている。

By サッカーキング編集部

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