セビージャが獲得を目指していると報じられたマリアーノ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャが、レアル・マドリードのドミニカ共和国代表FWマリアーノの獲得に向けて動いているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が18日に報じている。
セビージャはリーガ・エスパニョーラ開幕を前に、レアル・マドリードとのUEFAスーパーカップ(2-3で敗戦)、バルセロナとのスーペル・コパ2016(スペイン・スーパーカップ、2試合合計0-5で準優勝)と計3試合を行った。報道によると、セビージャはバルセロナとの2試合で無得点に終わったことを受け、決定力を強化できるストライカーの獲得を模索しているようだ。
今回の報道で補強候補に挙げられたのは、レアル・マドリード期待の23歳、マリアーノだ。同選手は昨シーズン、レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)で公式戦20試合出場25ゴールと、驚異的な得点率を誇った。セビージャが求める“決定力”を備える人材と言える。
ただ、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は今夏の移籍市場で、さらなる選手放出を行う意向は持っていないという。マリアーノは16日のプレシーズンマッチ「サンティアゴ・ベルナベウ杯」スタッド・ランス戦でも1ゴールを挙げてアピールしており、トップチームの戦力として見込まれているようだ。
同紙は、マリアーノとともにロリアン所属のカメルーン代表FWベンジャミン・ムカンジョも獲得候補に挙げている。同選手は13日のリーグ・アン第1節カーン戦で2ゴールを挙げ、好スタートを切った。
セビージャは20日のリーガ・エスパニョーラ第1節でエスパニョールと対戦する。リーグ開幕後も、移籍市場の終幕まで補強動向から目が離せない状況となりそうだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト