ビジャレアル戦で先発出場を果たしたセビージャMF清武 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第2節が28日に行われ、ビジャレアルと日本代表MF清武弘嗣の所属するセビージャが対戦した。清武は2試合続けて先発出場を果たしている。
リーグ第1節でエスパニョールとの乱打戦を制したセビージャは、敵地に乗り込みビジャレアルと激突。スタメンには、エスパニョール戦で1ゴール1アシストを記録した清武のほか、2得点をマークしたリオ五輪アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、新加入のフランス人DFアディル・ラミらが名前を連ねている。
試合開始から両チーム拮抗した展開。互いに隙を見せず、こう着状態が続く。
すると31分、ビジャレアルにアクシデント発生。アレシャンドレ・パトが足を負傷し、サントス・ボッレとの交代を余儀なくされた。
33分、ようやく最初にチャンスを迎えたのはセビージャ。パブロ・サラビアが左サイドから上げたクロスに中央でビエットが飛び込む。しかしこれは合わせることができず、得点にはつながらなかった。
対するビジャレアルは42分、CKをエリア内でマテオ・ムサッキオが頭ですらすと、ゴール前のボッレが押し込み、ネットを揺らした。しかしこれはオフサイドの判定。得点は認められなかった。結局スコアレスのまま前半を折り返す。
後半に入って49分、ビジャレアルはゴール前でFKを獲得する。このチャンスでブルーノ・ソリアーノがキッカーを務めたが、シュートはクロスバーの上へ外れた。
その後も攻めたてるビジャレアルは55分、前線でボールを奪うと、ボッレが右足でミドルシュート。しかしこれはGKセルヒオ・リコが弾き、失点を阻止した。
直後の59分、ビジャレアルは縦パスを受けたマヌエル・トリゲロスが素早く反転し、エリア内へ進入。すぐさま左足を振り抜くが、GKリコがビッグセーブを見せ、チームを救った。
攻撃の形が作れないセビージャは、61分に清武を下げウィサム・ベン・イェデルを投入。78分にはフランコ・バスケスに代え、ビセンテ・イボーラをピッチへ送り込んだ。
しかしその後もセビージャには攻撃のリズムが生まれず、スコアレスのままタイムアップのホイッスルを迎えた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト