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「もし僕がスペインで生まれていたら…」 D・コスタが周囲の批判に反論

2016.09.03

ベルギー代表戦でプレーしたスペイン代表FWジエゴ・コスタ(手前) [写真]=Getty Images

 スペイン代表FWジエゴ・コスタチェルシー)が、9月1日に行われた国際親善試合のベルギー代表戦後にコメントを残した。スペイン紙『アス』が2日に報じている。

 同試合で負傷したFWアルバロ・モラタレアル・マドリード)と代わってピッチへ送り出されたD・コスタ。MFダビド・シルバ(マンチェスター・C)の先制ゴールをアシストするなど活躍したものの、自身が得点を挙げることはできなかった。

 これまでも、代表チームのFWとしてゴールを挙げられない時には批判の声が向けられていたD・コスタ。ベルギー戦を終えた同選手は周囲からの評価について、「時々、僕にはたくさんの批判が集まる。けれどもし僕がレアル・マドリードバルセロナでプレーしていたら、あるいはスペインで生まれていたら、みんなは僕に素晴らしいゲームをしたと言うだろう」とコメント。所属クラブや、自身がブラジル出身であることが、代表でのパフォーマンスに対する評価へ影響を与えているとした。

 「時々ミスをしてしまうことは自分でも分かっている」と自身のプレーを分析したD・コスタ。それでも、「僕を批判しても何も変えるつもりはない。僕がナショナルチームで偉大なことを成し遂げていないことは認める。けど上手にプレーした時にこそ、僕について言及するべきなんだ」と批判ではなく称賛の声を届けてほしいとサポーターへメッセージを送った。

 スペイン代表は5日に2018 FIFAワールドカップロシア 欧州予選の初戦を迎える。D・コスタは「チームメートからの信頼は得ている。すぐに得点しはじめるよ」と今後のゴール量産を誓った。

 現在27歳のD・コスタは、2014年3月にスペイン代表デビュー。以来、1日のベルギー戦までで11試合に出場してきたが、わずか1ゴールしか挙げることができていない。ユーロ2016に臨む同国代表メンバーからも落選したが、新監督のフレン・ロペテギ監督は、同選手を代表メンバーへ加えていた。

By サッカーキング編集部

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