今シーズン初ゴールをマークしたハメス [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第4節が18日に行われ、エスパニョールとレアル・マドリードが対戦した。
今シーズン未だ勝利のないエスパニョールが、3連勝中のレアル・マドリードをホームに迎えての一戦。レアル・マドリードは現在、昨シーズンから続くリーグ戦の連勝を「15」まで伸ばしており、この試合に勝てば16連勝でクラブ新記録に到達。また、2010-11シーズンにジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナが達成したリーガ記録に並ぶこととなる。
クリスティアーノ・ロナウドが体調不良、ギャレス・ベイルが負傷でメンバー外となり、先発にはカリム・ベンゼマ、ハメス・ロドリゲス、マルコ・アセンシオらが起用された。
レアル・マドリードは8分、左CKにセルヒオ・ラモスがヘディングで合わせたが、シュートはわずかに枠の右へ外れた。一方のエスパニョールは11分、エリア内中央で浮き球のボールを上手くコントロールしたレオ・バチストンが左足で狙ったが、ここはGKに阻まれた。
39分、レアル・マドリードはパスを繋いで攻め上がると、エリア手前左からマルセロがアーリークロス。これをベンゼマがヘディングでゴール右に叩き込んだが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。
試合が動いたのは前半アディショナルタイム2分。エリア手前左でパスを受けたハメスがDF2人をかわして左足でグラウンダーのミドルシュートを放つと、これがゴール右に決まった。ハメスの今シーズン初ゴールでレアル・マドリードが先制に成功し、1-0で前半を折り返す。
後半に入り59分、レアル・マドリードは右サイドからルーカス・バスケスがクロスを供給。ファーサイドのアセンシオが頭で折り返すと、これを受けたベンゼマがワントラップからボレーで狙ったが、強烈なシュートはGKの正面に飛んでしまった。
追加点が決まったのは71分。右サイドのルーカス・バスケスがグラウンダーで折り返すと、ゴール前に走り込んだベンゼマが右足ダイレクトで合わせてネットを揺らした。先制ゴールのハメスに続き、ベンゼマにとってもこれがシーズン初ゴールとなった。
試合はこのまま2-0で終了のホイッスルを迎え、レアル・マドリードが勝利。これで16連勝となり、バルセロナの持つリーガ記録に並んだ。
次節、エスパニョールは22日に敵地でオサスナと、レアル・マドリードは21日にホームでビジャレアルと対戦する。
【得点者】
0-1 45+2分 ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード)
0-2 71分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
By サッカーキング編集部
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