トリッキーなプレーが挑発的だと度々批判されるネイマール [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールを、同クラブのライバルチームの指揮官たちが擁護した。20日付のスペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
試合中、対戦相手を挑発するかのようなプレーで度々批判にさらされているネイマール。17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節レガネス戦でも、試合がほぼ決したスコアの時間帯にトリッキーなプレーを繰り出し、一部で非難されていた。
21日に行われるバルセロナ戦に向けた前日会見に臨んだ、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は「ネイマールは並外れた選手だ。批判にさらされながらブラジル代表では金メダルを取り、バルセロナでも理想的な立場でその能力を示している」と、ネイマールを称賛した。
続けて、「彼には彼のプレースタイルがある。どんな選手もそれは同じだ。彼は歌ったり、踊ったり、楽しむことが好きだよね。皆さんは彼を批判し続けているが、彼はピッチでいつもそれに応えているよ」と、ネイマールを擁護した。
また、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督もネイマールの問題に言及。「私は彼の頭の中に入ったわけではないけど、挑発ではないと思う。みんなそれぞれサッカーの捉え方があって、彼にも彼の捉え方がある。多くの選手にはできないようなプレーをするけど、挑発ではないと思うよ。でも、彼に聞いてみないとね」と、シメオネ監督同様に擁護するコメントを残している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト