ビジャレアル戦にフル出場したレアルMFコヴァチッチ [写真]=Getty Images
現地21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節、レアル・マドリードはホームでビジャレアルと1-1のドローに終わり、開幕からの連勝が4試合でストップした。
この試合、前半終了間際にPKを献上して失点の原因を作ったスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、後半開始早々にCKから得点を決めるというドタバタ劇を演じたレアル・マドリード。同点に追い付いてからも攻撃を続けたものの、ビジャレアルの粘り強い守備を崩すことができず、引き分け止まりとなった。
これにより昨シーズン途中から続いていた連勝も16試合でストップし、レアル・マドリードはリーグ新記録の樹立に失敗した。試合後のインタビューに応じたスペイン代表DFダニエル・カルバハルは、前半の内容を悔やむ一方で後半の戦う姿勢には納得した。
「今日は前半が重荷となり、勝利を収められなかった。僕らは動きが鈍く、何度も相手の攻撃を許してしまった。後半は3ポイントを取るために全てを尽くしたが、逆転することはできなかった。だが、後半の45分間のような戦いをシーズン通じて続けて行けば、勝ち点を落とすことは殆ど無くなるだろう」
一方、「記録更新はならなかったが、重要なことではない」と強気の弁を残したクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチは、試合を振り返りながらも今後に視線を向けた。
「今日は前半が悪過ぎた。しつこさが足りず、プレッシングが全然掛からなかった。一方、後半はボールポゼッションを高めて良いプレーができた。最終的に2-1とか3-1で勝っていてもおかしくなかった。だが、ゴールが決まってくれなかった。いずれにしても、僕らはもっとレベルの高い戦いをしなければならない。この試合を良い教訓として、これからの戦いに生かして行くことが重要だ」
レアル・マドリードは次節、24日にラス・パルマスとアウェーで対戦する。
By WOWOW