ドルトムント戦を引き分けで終えたジダン監督(右) [写真]=VI-Images via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節が27日に行われ、グループFでは日本代表MF香川真司のドルトムントとレアル・マドリードが対戦。2-2の引き分けに終わった。
敵地で2度のリードを追い付かれ、勝ち点3を逃したレアル・マドリード。試合後、ジネディーヌ・ジダン監督は「我々には不快感が残っている。ふさわしくない結果だ」と語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
リーガ・エスパニョーラで2試合連続ドローと足踏み状態にあるレアル・マドリードは、中2日で迎えたドルトムント戦で先制に成功。17分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがゴールを決め、1-1で迎えた68分にはフランス代表DFラファエル・ヴァランが勝ち越しゴールを挙げた。
しかし87分、ドルトムントのドイツ代表MFアンドレ・シュールレに同点ゴールを許し、終了間際の失点で勝利を逃した。レアル・マドリードは公式戦3試合連続の引き分けとなった。
ジダン監督は「我々には不快感が残っている。全員が攻守ともにしっかりと努力をして、良い試合をした。望んでいた試合をしたんだ」と試合内容に一定の評価を与えつつ、「最後はいつものとおりだ。これで(引き分けは)3試合目になる。私は不快に思っている。選手たちはこの結果にふさわしくない。これだけのチャンスがあって、終了3分前まで2-1でリードしていたのだからね。決して悪い結果ではないが…」と、勝ち点3を逃したことを悔やんでいた。
ただジダン監督は「(24日のリーガ・エスパニョーラ第6節)ラス・パルマス戦では集中力を欠いていたが、今日はそうではなかった。今日は開始1分から90分までしなければならなかったことをしっかりとやった。問題はない。取り組みを続けて、流れを変えていく」と、前向きなコメントも残している。
レアル・マドリードは次戦、10月2日のリーガ・エスパニョーラ第7節でMF乾貴士のエイバルと対戦。CLの次節は10月18日、ホームでレギア・ワルシャワと対戦する。
By サッカーキング編集部
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