負傷に悩まされ、フランス代表では5試合の出場にとどまったDFマチュー [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するDFジェレミー・マチューが、フランス代表を引退することを表明した。10月1日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在32歳のマチューは、フランス国内の2クラブでプレーした後、2009年にバレンシアに移籍。5シーズン在籍し、2014年夏にはバルセロナに移籍した。フランス代表としては2011年にデビューを果たしたが、度重なるケガの影響もあってわずか5試合の出場にとどまっている。今年6月から7月にかけて行われたユーロ2016も、負傷のためメンバーから外れていた。
同選手は、10月に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選に臨むフランス代表に招集。しかしながら、すぐにディディエ・デシャン監督に引退の意向があることを伝えて辞退し、バレンシアに所属するDFエリアカン・マンガラが追加招集されている。
フランス紙『レキップ』のインタビューで、マチューは「僕はフランス代表でプレーを続けるモチベーションがない。最終的に、デシャン監督は理解してくれたよ。代表に対して何か思うことがあるわけではなくて、単純にもう続けたいと思えなくなったんだ」と話し、引退に至った経緯を明かした。
By サッカーキング編集部
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