ベイル(左)が同点ゴールを決めたものの、レアル・マドリードは勝ちきれなかった [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第7節が2日に行われ、レアル・マドリードとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦した。ベンチスタートとなった。
前節、敵地でラス・パルマスと引き分けたレアル・マドリードは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグも含めて3試合連続ドローという苦しい状況となった。チームも負傷者が続き、新たにクロアチア代表MFルカ・モドリッチが戦列を離れたため、この日は同代表MFマテオ・コヴァチッチとスペイン代表MFイスコがスタメンに入った。一方、3勝1分け2敗で8位につけるエイバルは、敵地で今シーズン2度目の連勝を狙う。
試合は立ち上がりからレアル・マドリードが押し気味に進めたが、一瞬の隙を突いてエイバルが得点する。6分、右サイドのペドロ・レオンがクロスを上げると、これをゴール前のフランシスコ・リコがヘディングシュート。これがGKケイロル・ナバスの手を弾いてゴールを割り、エイバルが先制に成功した。
レアル・マドリードは先制点を許したものの、圧倒的なタレント力を駆使して攻め込む時間が続く。18分、左サイドでボールを持ったクリスティアーノ・ロナウドが切り返しから相手DFをかわし、左足クロスを供給する。これをファーサイドのベイルが頭で叩きつけ、ゴール左に決めた。
その後は得点が動くことなく1-1でハーフタイムを迎える。レアル・マドリードは後半開始からカリム・ベンゼマとラファエル・ヴァランを下げ、アルバロ・モラタとナチョ・フェルナンデスを投入した。
レアル・マドリードは後半もモラタを中心に次々とエイバルのゴールに襲いかかるが、なかなか逆転ゴールを奪うことができない。72分にはイスコに替えて20歳のマルコ・アセンシオを投入し、さらに攻勢に出る。しかし、結局最後まで追加点を奪うことはできず、1-1のまま試合は終了。レアル・マドリードは公式戦4試合連続ドローに終わった。なお、乾に出場機会はなかった。
By サッカーキング編集部
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