敗戦に肩を落とすアルダ・トゥラン(左)とスアレス(右) [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第7節が2日に行われ、セルタとバルセロナが対戦した。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグを戦ったバルセロナが、リーグ戦連勝をかけてセルタのホームに乗り込んだ一戦。右足を負傷しているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはこの試合も欠場となり、今夏チームへ加わったポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスが先発メンバー入りを果たした。ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールもスタメン起用されている。
試合開始からボールを支配するバルセロナは12分、アルダ・トゥランが左サイドを強引に崩すと、エリア内のスアレスにボールがつながる。スアレスはすぐさまシュートを打つが、ここはGKセルヒオ・アルバレスががっちりとボールをキャッチした。
対するセルタは22分、敵陣でGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのパスを奪い、一気にエリア右へ進入。最後はピオネ・シストが右足でゴール左下へ流し込み、先制に成功した。
勢いに乗るセルタはさらに24分、右サイドでボールを持ったイアゴ・アスパスが中央へカットインして左足を振りぬく。しかしこれはGKテア・シュテーゲンがボールを弾き、得点を与えない。
それでも32分、ロングフィードを前線で収めたセルタのI・アスパスがドリブルで持ち運び、そのまま左足でシュート。GKテア・シュテーゲンが反応するも防げず、ボールはゴール右下へ突き刺さった。
直後の33分、セルタがさらにリードを広げる。アーリークロスをカットしようとしたDFジェレミー・マチューの伸ばした足にボールが当たると、そのままゴールへ吸い込まれた。3-0とセルタがリードしてハーフタイムを迎える。
3点を追うバルセロナは後半開始とともにアンドレス・イニエスタを投入。イニエスタはこれで公式戦通算600試合出場を達成した。
すると58分、バルセロナはショートコーナーから、イニエスタが上げたクロスにジェラール・ピケが頭で合わせネットを揺らした。
さらに続く63分、A・ゴメスがエリア内で倒され、バルセロナがPKを獲得。このチャンスでキッカーを務めたネイマールがしっかりと決め、1点差とした。
同点に向けて攻勢を強めるバルセロナ。しかし78分、セルタにゴールを許してしまう。パブロ・エルナンデスが前線からプレッシャーをかけると、GKテア・シュテーゲンの蹴ったボールが直撃。跳ね返ったボールはポストに当たってゴールラインを割り、セルタは意外な形で追加点をゲットした。
バルセロナは87分にピケの得点で再び1点差に迫るが、同点ゴールは奪えず。3-4でタイムアップのホイッスルを迎えた。バルセロナはこれでリーグ戦2敗目となる。
次節、バルセロナはホームでデポルティーボと、セルタは敵地でビジャレアルと対戦する。
【得点者】
1-0 22分 ピオネ・シスト(セルタ)
2-0 32分 イアゴ・アスパス(セルタ)
3-0 33分 OG(ジェレミー・マチュー)(セルタ)
3-1 58分 ジェラール・ピケ(バルセロナ)
3-2 64分 ネイマール(PK)(バルセロナ)
4-2 78分 パブロ・エルナンデス(セルタ)
4-3 87分 ジェラール・ピケ(バルセロナ)
By サッカーキング編集部
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