バルセロナがデポルティーボに勝利した [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第8節が15日に行われ、バルセロナとデポルティーボが対戦した。
代表ウィークが終わりリーグ戦が再開された。バルセロナは前節セルタに3-4で敗れ、早くもシーズン2敗目を喫している。19日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージのマンチェスター・C戦を控える今節は、リオネル・メッシやアンドレス・イニエスタ、サミュエル・ユムティティらがベンチスタートになり、ラフィーニャやアルダ・トゥランが先発出場。そのほか、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、ジェラール・ピケ、ハビエル・マスチェラーノ、ルイス・スアレス、ネイマールらがスタメンに名を連ねた。
バルセロナは、序盤から主導権を握る。7分にはクロスからネイマールがバー直撃のシュートを放つなど、積極的にデポルティーボのエリアに攻め込んだ。すると21分、エリア内右でスアレスのパスを受けたラフィーニャが、フリーでゴール中央へ強烈なシュートを放ち、GKヘルマン・ルクスに当たったボールが枠に吸い込まれてバルセロナが先制に成功した。
リードを許したデポルティーボは、29分にシドネイが負傷によりアレハンドロ・アリーバスと交代。バルセロナを相手に前半から交代枠を消費する展開になる。
36分、バルセロナは左サイドからのフリーキックをネイマールがエリア内に蹴り込むと、ピケが頭で合わせた。この試みはGKルクスのセーブによって阻まれたが、こぼれ球を詰めていたラフィーニャが押し込んで2-0とした。
勢いに乗ったバルセロナは手を一切緩めずに攻め込んだ。43分、左サイドでボールを持ったネイマールがニアサイドにいたスアレスへボールを送る。スアレスはトラップでマークをかわすと、冷静にゴール左隅に流し込んで追加点をゲット。リードを早くも3点に広げた。
前半終了間際にはスアレスが左ポストに直撃するシュートを放つなど攻め続けたバルセロナは、3-0と大きなリードを築いてハーフタイムを迎えた。
後半開始とともにバルセロナのルイス・エンリケ監督はスアレスを下げてパコ・アルカセルを投入。さらにピッチサイドでアップを始めていたメッシが55分にセルヒオ・ブスケツに代わりピッチに投入されると、スタンドは大きな歓声に包まれた。
すると58分、メッシが早くも期待に応えた。左サイドからドリブルで切り込んだネイマールがエリア内にパスを送ると、左ポスト手前に抜け出したメッシが左足を豪快に振り抜き、GKルクスの頭上を撃ち抜く強烈なシュートを叩き込んだ。このゴールでバルセロナは4-0と大きく有利な状況を作り出している。大量リードを許したデポルティーボは、ラウレが競り合っていたネイマールに肘打ちをしたとしてレッドカードを受けて退場処分となり、一層厳しい状況に追い込まれた。
71分、メッシがボールキープしエリア内左からクロスを上げると、中でフリーになっていたアルカセルがヘディングで枠を狙うが、GKルクスがセーブ。72分にもP・アルカセルはチャンスを迎えたが、ゴールを奪うことができなかった。83分にはジェレミー・マチューが後方からのロングパスを頭でそらし、ネットを揺らしたがオフサイドとなる。
そのまま試合は終了し、バルセロナが4-0で勝利した。同クラブは19日にCL・グループステージでマンチェスター・Cをカンプ・ノウに迎え撃つ。デポルティーボは23日にセルタとのアウェーゲームに臨む予定だ。
【得点者】
1-0 21分 ラフィーニャ(バルセロナ)
2-0 36分 ラフィーニャ(バルセロナ)
3-0 43分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
4-0 58分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
By サッカーキング編集部
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