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ヒホンへレンタル中の26歳DF、バルサ時代を回想「毎日泣きながら帰っていた」

2016.10.21

バルセロナでは在籍2年で8試合の出場にとどまったDFドウグラス [写真]=VI Images via Getty Images

 今夏にバルセロナからスポルティング・ヒホンにレンタル移籍したブラジル人DFドウグラスが18日に地元紙『エル・コメルシオ』のインタビューに応じ、バルセロナ時代の苦労を語った。

 現在26歳のドウグラスは2014年夏にサンパウロからバルセロナに移籍して以降、度重なるケガの影響でプレーする機会がほとんどなく、在籍した2シーズンでの公式戦出場数はわずか8試合。リーグ戦に限れば、スポルティング・ヒホン加入後の出場数を1つだけ上回る、3試合の出場にとどまっていた。

 自身の性格についての質問を受けたドウグラスは「常にポジティブだ」と答えながらも、バルセロナ時代については、「ケガによって厳しい時期を過ごしていた。毎日泣きながら家に帰っていたんだ」と告白。「でも、それが現実であり、僕はそれに立ち向かって前進を続ける必要があった」と当時の状況を回想した。

 それでも、9月17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節のアトレティコ・マドリード戦では、スペインに来てから初めてリーグ戦でのフル出場を達成。第6節のバルセロナ戦でも、古巣を相手に後半途中からの出場を果たした。

 現在、リーグ戦5連敗で降格圏に沈んでいるスポルティング・ヒホン。しかし、ドウグラスは「クオリティのあるチームだし、良い選手が揃っている」とチームのポテンシャルに太鼓判を押し、「下を向いてはいられないし、気持ちを切らしてはいけない。試合はまだ多く残っているんだ」とポジティブな姿勢を崩さない。新天地での名誉挽回を狙うドウグラスだが、チームを残留に導く活躍を見せられるだろうか。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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