先発メンバーに名を連ねたP・アルカセル、D・スアレス、アルダ、A・ゴメス(左から) [写真]=Getty Images
カタルーニャ・スーパーカップが25日に行われ、バルセロナとエスパニョールが対戦した。
DF鈴木大輔が所属するヒムナスティックの本拠地ノウ・エスタディで行われた一戦。カタルーニャ地域の王者を決める大会で、同州に本拠地を構える両クラブが対戦する。
ミッドウイークの試合ということもあり、バルセロナは主力選手の多くを温存。先発メンバー11名中、5名がバルセロナB所属の選手となった。トップチームの選手では、GKジョルディ・マシップとジェレミー・マチュー、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメス、アルダ・トゥラン、パコ・アルカセルが先発出場している。
均衡を破ったのはエスパニョールだった。10分、最終ラインの背後へ抜け出したフェリペ・カイセドがスルーパスに反応。マチューとの競り合いに勝ってボールを収めると、飛び出してきたGKマシップをかわして右足シュートを流し込んだ。
先制を許したバルセロナは32分、後方からの攻撃参加でペナルティーエリアに入ったD・スアレスが右足シュートを放ったものの、相手GKの好セーブに阻まれる。前半は0-1のまま終了した。
1点ビハインドの後半、バルセロナは54分にマチューが負傷交代を強いられるアクシデントに見舞われる。60分にはP・アルカセルが右サイドからのクロスに飛び込んだものの、シュートには至らず。73分にはD・スアレスがミドルシュートを放ったが、相手GKの正面を突いた。
試合は0-1で終了。バルセロナは最後までゴールを奪えず、完封負けを喫した。次戦は29日、リーガ・エスパニョーラ第10節でグラナダをホームに迎える。一方のエスパニョールは30日、ベティスとのアウェーゲームに臨む。
【得点者】
0-1 10分 フェリペ・カイセド(エスパニョール)
By サッカーキング編集部
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