貴重な先制点を挙げたラフィーニャ(左) [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第10節が29日に行われ、バルセロナとグラナダが対戦した。
首位レアル・マドリードを2ポイント差で追いかけるバルセロナにとっては、ホームで勝ち点3獲得が必須となる一戦。対するグラナダは今シーズン未だ白星がなく、敵地で金星を狙う。この日はスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツがベンチスタート。3トップはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールが並んだ。
序盤からチャンスを作ったのはバルセロナ。7分、左サイドを突破したネイマールが敵陣深くまでえぐって折り返しのボールを入れる。これを走り込んだリオネル・メッシが合わせたが、シュートは相手DFにブロックされてしまった。続く13分、中盤の底に入ったイヴァン・ラキティッチが前線にロングパスを送ると、ネイマールがGKと一対一になったが、ここはGKギジェルモ・オチョアが飛び出してセーブした。
バルセロナは21分、右サイドでボールを持ったメッシが相手DFとの間合いを見て左足で浮き球を送る。反応したスアレスがジャンピングボレーで合わせたが、ここはGKオチョアが弾き出した。
28分にはスアレスが相手DFの裏に抜け出してGKと一対一となったが、GKをかわしに行ったところで、戻ってきたDFに防がれてしまう。その後もバルセロナがボールを支配し続けたが、先制点を奪うことなくハーフタイムを迎えた。
後半立ち上がりの49分、ようやく均衡が崩れる。右サイドのメッシがエリア内にパスを入れると、ラフィーニャを経由してネイマールが右足シュート。ここは左ポストを直撃したが、こぼれ球が浮き上がったところをラフィーニャがバイシクルシュートで決め、バルセロナが先制に成功した。
その後も攻め込むバルセロナ。63分、右サイドを駆け上がったセルジ・ロベルトが早めにクロスを入れる。ファーサイドでフリーになっていたネイマールにシュートチャンスが訪れたが、ここはGKオチョアに防がれてしまい、追加点を挙げられない。
一方、カウンターからチャンスを作りたいグラナダ。66分、途中出場のジェレミー・ボガが左サイドを突破すると、切り返しからシュートまで持ち込んだが、決定機にはつながらない。
バルセロナはグラナダの守備に苦しんだものの、このまま1-0でグラナダに勝利。3連勝を飾り、首位のレアル・マドリードを追走する。
次節、バルセロナは11月6日に敵地で日本代表MF清武弘嗣所属のセビージャと、グラナダは同5日にデポルティーボと対戦する。
By サッカーキング編集部
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