レアル・マドリードの最前線でプレーするFWベンゼマ(左)とFWモラタ(右) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するフランス人FWカリム・ベンゼマと、スペイン代表FWアルバロ・モラタの今シーズンの成績が比較され、起用法について議論が起こっている。30日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
同紙によると、今夏にユヴェントスから復帰したモラタは、今シーズン公式戦15試合に出場し、計669分間プレー。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに並んでチームトップの7ゴールを挙げている。
一方のベンゼマは、今シーズン公式戦12試合に出場し、計705分間プレー。出場時間はモラタより多いが、ゴール数はわずか4ゴールと3得点及ばない。
また、シュート数を見ても、モラタが計28本(枠内16本)を放っているのに対し、ベンゼマは計26本(枠内14本)。数字だけで選手を評価することはできないが、モラタの方がゴールに迫る回数が多いと見ることができる。
しかしながら、ジネディーヌ・ジダン監督の両者の起用法ははっきりと分かれている。ベンゼマが負傷していたリーガ・エスパニョーラ第2節までを除くと、同選手は8試合中6試合に先発出場。対するモラタは8試合中2試合でしかスタメンに名を連ねていない。シーズンはまだ序盤だが、モラタがベンゼマから定位置を奪う日が来るのだろうか。
By サッカーキング編集部
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