ピケ(左)がメッシ(右上)を称賛するツイートをしたが、内容が話題となっている [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが6日、自身のツイッターを更新。同日に行われたリーガ・エスパニョーラ第11節のセビージャ戦で、バルセロナでの通算500ゴールに到達したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを称賛するとともに、物議を醸すような内容を綴った。
メッシはセビージャ戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1での逆転勝利の立役者となった。バルセロナの公式HPは、同選手のクラブ通算得点数が「500」に到達したと発表。内訳は公式戦で469ゴール、親善試合で31ゴールとなっている。
メッシが節目のゴールを記録したセビージャ戦を終え、負傷離脱中のピケがツイッターを更新した。
「もし、バロンドールが世界最高の選手へ贈られるものであるなら、レオ(メッシの愛称)は2009年以降、毎年受賞しているはずだ。彼は異次元にある」
Si el Balón de Oro se diera al mejor jugador del mundo, Leo lo tendría que haber ganado cada año desde el 2009. Otro nivel.
— Gerard Piqué (@3gerardpique) November 6, 2016
メッシを称賛しているものの、バロンドール選考基準への批判も読み取れる内容となっている。バロンドール(2010年から2015年まではFIFAバロンドール)はピケの言う「2009年以降」の7年間で、メッシが5回、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2回受賞している。ピケのツイートは、“C・ロナウドが同賞を獲得した2013年と2014年も受賞にふさわしかったのはメッシだ”との主張が盛り込まれていると言える。
スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』はピケのツイートを紹介し、「アスルグラナ(バルセロナの愛称)のセンターバックが、ツイートによって再び騒ぎを起こした」と記述。以前からツイート内容がたびたび物議を醸してきたピケについて報じている。
By サッカーキング編集部
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