フル出場したネイマール。バルセロナはホームでマラガとスコアレスドローに終わった [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第12節が19日に行われ、バルセロナとマラガが対戦した。
10位マラガをホームに迎えるバルセロナ。今節は2ポイント差で首位を走るレアル・マドリードがアトレティコ・マドリードとのダービーを控えているため、勝ち点3を加えてプレッシャーをかけたいところだ。ケガからの復帰を果たしたDFジェラール・ピケが先発入りした一方、FWリオネル・メッシとFWルイス・スアレスがメンバー外となり、前線にはFWネイマールやFWパコ・アルカセルが起用された。
序盤から攻勢に出るバルセロナは9分、パコ・アルカセルからの浮き球のパスでエリア内左に抜け出したネイマールが左足ボレーで狙ったが、ここは枠の左に逸れた。さらに10分、右サイドを突破したセルジ・ロベルトがグラウンダーで折り返すと、このパスがフリーのパコ・アルカセルに通ったが、うまくミートすることができず、先制点とはならなかった。
攻め続けるバルセロナは31分、エリア内左のネイマールがマイナス方向に折り返したボールを中央のラフィーニャが左足ダイレクトでシュート。しかし、ここはGKカルロス・カメニの好セーブに阻まれてしまった。
このままスコアレスで前半を折り返す。
後半に入り57分、マラガはスルーパスで抜け出したフアン・カルロスがGKをかわして右足でシュートを放ったが、惜しくも枠の右に外れてしまい、決定機を逃した。
ピンチを凌いだバルセロナは再び試合の主導権を握ると、68分にはネイマールへのファウルでマラガのディエゴ・ジョレンテが退場処分となり、数的優位に立つ。
0-0のまま迎えた83分には、浮き玉のクロスに途中出場のアンドレ・ゴメスが頭で合わせ、クロスバーに弾かれたボールをピケが押し込んでネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定で得点は認められない。
終盤に迎えたチャンスもGKカメニの好セーブに阻まれてゴールを割ることはできず、このままスコアレスでタイムアップ。バルセロナにとってはホームで痛恨のドローとなった。
By サッカーキング編集部
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