リーガ・エスパニョーラ第12節が19日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦。リーグ戦で通算159回目、そしてアトレティコ・マドリードの本拠地であるビセンテ・カルデロンでの最後の“マドリード・ダービー”は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックで、レアル・マドリードが3-0と快勝した。
リーグ戦5連勝、開幕12戦負けなしのレアル・マドリード。9勝3分けの勝ち点「30」で首位を走っている。今節では2位のバルセロナがホームでマラガとスコアレスドローに終わったため、勝ち点差は「4」に開いた。
スペイン紙『マルカ』によると、リーガ・エスパニョーラ第12節終了時点でレアル・マドリードが2位以下のクラブに勝ち点差「4」をつけたのは、1991-92シーズン以来のことだという。同紙は「(最近)25年で一番の首位」と見出しを掲げ、レアル・マドリードが好スタートを切ったことを伝えている。
なお、レアル・マドリードは昨シーズンから続く公式戦連続無敗記録を「29」に伸ばしている。クラブ記録はレオ・ベーンハッカー監督が率いていた1988-89シーズンに樹立された「34」。記録更新も射程圏内と言える。
レアル・マドリードは次戦、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でスポルティング(ポルトガル)と敵地で対戦。26日のリーガ・エスパニョーラ第13節ではスポルティング・ヒホンをホームに迎える。