バルサ戦7回目のクリーンシートを達成したGKカメニ [写真]=Getty Images
マラガに所属するカメルーン代表GKカルロス・カメニが、19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節バルセロナ戦で“カシージャス超え”を達成したようだ。スペイン紙『マルカ』が20日に報じている。
通算23度目となるバルセロナとの対戦に臨んだカメニは、ブラジル代表FWネイマールの決定的なシュートを素早い反応で弾き返すなど、守備重視の戦いを選択したマラガの最後の砦になり続け、クリーンシートを達成。敵地カンプ・ノウでの勝ち点1獲得に貢献した。
これでカメニのバルセロナ戦における通算完封試合は7回目となり、レアル・マドリードの守護神としてバルセロナ戦6回の完封(37試合中)を達成したスペイン代表GKイケル・カシージャス(現ポルト)の記録を上回って、“バルサを最も多くゼロに抑えているGK”(バルサ相手の無失点試合が最も多いGK)になったようだ。
また同紙は、カメニの7度に渡る完封の内訳も紹介している。2004年から2012年にかけて所属したエスパニョールでは、“バルセロナ・ダービー”で4回のクリーンシートを達成。その後、2012年にマラガに加入してからは、今回で3回目の完封となる。また、バルセロナの本拠地カンプ・ノウでは通算4回目となり、こちらでもカシージャスの記録(3回)を上回ることになった。
次回のマラガとバルセロナの対戦は、来年4月9日、リーガ・エスパニョーラ第31節で行われる予定。今度はマラガの本拠地での開催となるが、カメニは再びバルセロナにとって“大きな壁”となれるだろうか。
(記事/Footmedia)
By Footmedia