19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節で、マラガと痛恨のスコアレスドローに終わったバルセロナ。首位レアル・マドリードとの勝ち点差は「4」に開いてしまった。
バルセロナの地元紙『ムンド・デポルティーボ』は、12月3日に控えているレアル・マドリードとの“クラシコ”を早くも意識しているようだ。19日付の同紙は、累積警告による出場停止に“リーチ”がかかっているブラジル代表FWネイマールに言及し、「危険な状態」と伝えた。
リーガ・エスパニョーラ第12節を終えて首位のレアル・マドリードと、2位につけるバルセロナとの勝ち点差は「4」。今月26日に行われる第13節を終えると、12月3日の第14節では両クラブの直接対決が予定されている。
同紙によると、ネイマールは今シーズンのリーガ・エスパニョーラで10試合に出場し、すでに4枚のイエローカードを受けている。前節のマラガ戦では警告を受けなかったため、次節レアル・ソシエダ戦の出場停止は回避することができた。しかし、次節でイエローカードを提示された場合、レアル・マドリードとの“クラシコ”に出られなくなってしまう。
『ムンド・デポルティーボ』は「ネイマールはまだ、クラシコに向けて危険な状態だ」と見出しを掲げ、同選手がレアル・マドリード戦を欠場する事態を懸念している。
バルセロナ、レアル・マドリードともに、チャンピオンズリーグやコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を含めて週に2試合を戦う日程が待っている。“クラシコ”は4試合後だが、『ムンド・デポルティーボ』は早くも同試合を意識しているようだ。