移籍の可能性も取り沙汰されているハメス・ロドリゲス [写真]=Getty Images
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが負傷離脱を強いられたことで、レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスに与えられる出場機会が増えることになるかもしれない。スペイン紙『マルカ』は25日、「ハメスに扉が開く」と見出しを掲げ、今後の見通しを伝えている。
ベイルは22日のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ(GS)第5節スポルティング戦に先発出場したが、後半途中で負傷。スペイン代表MFマルコ・アセンシオとの交代を命じられ、足を引きずりながらピッチを去った。試合後の検査で右足首の外傷性腓骨筋腱脱臼と診断され、手術を受けることになっている。24日付の『マルカ』によれば、同選手は2カ月以上の離脱を強いられる見込みで、12月8日から日本で開催されるFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016への出場は絶望的となった。
ベイルが長期離脱を強いられることとなったレアル・マドリード。代役となる選手の台頭と奮起が待たれるが、『マルカ』はJ・ロドリゲスに期待しているようだ。同紙は「ジネディーヌ・ジダン(監督)の信頼を得るための新たなチャンスを得る」と記し、同選手のプレータイムが増加すると予想。「ベイルと(アルバロ)モラタ、(トニ)クロースが不在の中、サイドには2つの穴がある。普通に考えれば、ジダンはコロンビア人選手(J・ロドリゲス)や(マルコ)アセンシオにチャンスを与えるはずだ」と綴られている。
J・ロドリゲスは今シーズン、リーガ・エスパニョーラ第11節終了時点で5試合出場(先発出場は2試合のみ)1ゴールを記録。昨シーズンに引き続き、定位置確保には至っていない。今月12日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』によれば、同選手にはマンチェスター・Uやチェルシーが関心を示している模様だ。
今冬の移籍市場から引き続き、レアル・マドリード退団の噂が絶えないJ・ロドリゲス。ベイルの負傷離脱が転機となるだろうか。
By サッカーキング編集部
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