2強を追うセビージャに痛手…MFナスリの復帰が1週間先延ばしに

　現在、首位レアル・マドリードおよび2位バルセロナに次ぐ3位に着け、2大クラブを追う一番手となっているセビージャだが、攻撃の要である元フランス代表MFサミル・ナスリの復帰が不透明となっている。

　先月29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節のスポルティング・ヒホン戦で負傷退場して以来、左足太ももの故障を何度も繰り返しているナスリは、各国代表戦に伴う2週間の中断期間を利用して調整が進められた。

　しかし、期待されていた復帰は間に合わず、19日に行われた第12節のデポルティーボ戦も、22日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第5節のユヴェントス戦も欠場した。

　そして、予想以上に回復が遅れているナスリの復帰には、まだ時間を要するという。実際、セビージャのメディカルスタッフはスペイン紙『マルカ』からの取材に対し、同選手が26日に行われる第13節のバレンシア戦および30日に行われるコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）4回戦ファーストレグのフォルメンテーラ戦を欠場すること、その後については状態を見て判断するということを明らかにしている。