2ゴールを挙げたC・ロナウド [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第13節が26日に行われ、レアル・マドリードがスポルティング・ヒホンと対戦した。
レアル・マドリードは現在リーグ首位に立っており、来週に控えるバルセロナとの一戦に向けて勝利し弾みを付けたいところだ。ギャレス・ベイルが負傷により離脱した一方で、ペペやカゼミーロがメンバー復帰を果たしている。スタメンには、クリスティアーノ・ロナウド、ハメス・ロドリゲス、マテオ・コヴァチッチらが名を連ねた。一方18位に低迷するスポルティング・ヒホンは、第3節以来の白星を目指す一戦となる。
大雨の中でキックオフとなった同試合、最初にチャンスを迎えたのはスポルティング・ヒホンだった。1分、高い位置でボールを奪うとドゥイェ・チョプがロングシュートを放つが、枠外に外れる。さらに3分には、味方のパスに反応しエリアに進入したカルロス・カルモナが右足で合わせたが、これも枠を捕えることはできなかった。
スポルティング・ヒホンが2つのビックチャンスを逃した直後、レアル・マドリードにも好機が訪れる。5分、エリア内でルーカス・バスケスがセルヒオ・アルバレスに倒されてPKを獲得。これをクリスティアーノ・ロナウドが右隅に流し込み、レアル・マドリードが先制に成功した。
11分、スポルティング・ヒホンはエリア外での攻防から、ラシドが右足のボレーシュートを試みるが、右ポストをかすめて外れた。すると18分、左サイドからナチョ・フェルナンデスがクロスを上げると、ファーサイドにいたC・ロナウドがヘディングで押し込み、この日2点目。レアル・マドリードがリードを広げた。
29分、スポルティング・ヒホンは左サイドから切り込んだモイ・ゴメスが強烈なグラウンダーのシュートを放つが、GKケイロル・ナバスにセーブされた。しかし35分、左サイドからイスマ・ロペスがクロスを上げると、走り込んだカルモナがこれを押し込んでネットを揺らし、1点差に詰め寄る。
そのまま前半は終了し2-1とレアル・マドリードがリードして後半に突入した。
58分、レアル・マドリードはJ・ロドリゲスが右サイドにボールを送ると、L・バスケスがクロスを上げる。ゴール前で待っていたカリム・ベンゼマが合わせたが、シュートはGKディエゴ・マリーニョにキャッチされて追加点を奪うことはできない。61分にはナチョが左サイドをドリブルで駆け上がり、ディフェンダーをかわしてそのままエリアに進入。エリア左から左足で強烈なシュートを放ったが、再びGKマリーニョにセーブされた。
78分、スポルティング・ヒホンは途中出場のビクトル・ロドリゲスがナチョに倒されてPKをゲット。キッカーを務めたチョプが右上を狙ったが、枠を外れてゴールとはいかない。81分にもI・ロペスのクロスからチョプがチャンスを迎えたが、得点には至らなかった。千載一遇のチャンスを生かせず、1点のビハインドを負ったまま試合終盤に突入する。
そのまま試合は終了し、レアル・マドリードが2-1でスポルティング・ヒホンを破り、リーグ無敗を継続した。次戦はレアル・マドリードがアウェーでバルセロナと、スポルティング・ヒホンがホームでオサスナと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 2-1 スポルティング・ヒホン
【得点者】
1-0 5分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
2-0 18分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
2-1 35分 カルロス・カルモナ(スポルティング・ヒホン)
By サッカーキング編集部
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