ソシエダ戦後、危機感を抱いていることを明かしたピケ(右) [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第13節が27日に行われ、レアル・ソシエダとバルセロナが対戦。2位のバルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで同点に追い付いたが、1-1の引き分けに終わった。
2試合連続のドローで、首位レアル・マドリードとの勝ち点差が「6」に開いたバルセロナ。痛恨の引き分けを振り返ったスペイン代表DFジェラール・ピケは「このままでは、リーグ優勝は難しい」と危機感を示している。クラブの公式HPがコメントを伝えた。
直近6試合で1分け5敗と苦手としていた“鬼門”アノエタで、またも勝利を収めることはできなかった。
ピケは「引き分けで良かった、ということにしよう。こういうことを自分が言うのは普通じゃないけどね。前半、チームは存在していないようなものだった。後半はずっと改善したね」と、前半の出来を悔やみつつ、勝ち点1でも納得せざるを得ないとの考えを明かした。
「レアル・ソシエダは素晴らしい試合をした。高い位置からプレスをかけてきて、自分たちのプレーをさせてもらえなかった」
レアル・ソシエダを称えたピケ。バルセロナは次節、12月3日にレアル・マドリードとの“クラシコ”に臨む。6ポイント差で迎える大一番、ホームで是が非でも勝利が必要な状況となった。
ピケは「クラシコには完璧な状態でいられることを願っている。このままでは、リーグで優勝するのは難しい」と、危機感をあらわにした。
バルセロナは30日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦ファーストレグでエルクレスと戦った後、レアル・マドリード戦に臨む。1週間後の決戦に向けて、ミッドウイークの試合をこなしながら準備を進めることとなる。
By サッカーキング編集部
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