途中出場で決勝ゴールの起点となった乾貴士(写真はセルタ戦) [写真]=Getty Images
コパ・デル・レイ(国王杯)4回戦(ラウンド32)ファーストレグが29日に行われ、スポルティング・ヒホンとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦。乾はベンチスタートだった。
リーガ・エスパニョーラでは5試合連続で先発出場を果たしている乾。25日に行われた第13節のベティス戦から中3日、コパ・デル・レイの初戦となったアウェーゲームはベンチスタートとなった。
スコアは開始早々に動いた。2分、エイバルが先制。スルーパスに反応したナノのシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球をベベが左足ダイレクトで蹴り込み、ゴール右隅へ決めた。
敵地で均衡を破ったエイバルは、スポルティング・ヒホンに反撃を許さずに前半を終えた。
後半、スポルティング・ヒホンが同点に追い付く。61分、右サイドからのクロスにボルハ・ビゲラが反応し、ペナルティーエリア中央からヘディングシュートを決めた。
同点に追い付かれたエイバルは84分に乾を投入。残り6分時点でピッチに立った乾は4分後、決勝ゴールの起点となった。88分、ペナルティーエリア左手前でボールをキープした乾が左サイドへ展開すると、クロスに飛び込んだルベン・ペーニャがファーサイドから押し込んでゴールネットを揺らした。
試合は2-1で終了。エイバルが敵地で先勝し、ベスト16進出へ前進した。セカンドレグは12月21日にエイバルのホームで開催。エイバルは次戦、12月4日のリーガ・エスパニョーラ第14節でアスレティック・ビルバオとのアウェーゲームに臨む。一方のスポルティング・ヒホンは次戦、12月4日にオサスナをホームに迎える。
【スコア】
スポルティング・ヒホン 1-2 エイバル
【得点者】
0-1 2分 ベベ(エイバル)
1-1 61分 ボルハ・ビゲラ(スポルティング・ヒホン)
1-2 88分 ルベン・ペーニャ(エイバル)
By サッカーキング編集部
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