チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節が7日に行われ、レアル・マドリード(スペイン)と日本代表MF香川真司のドルトムント(ドイツ)が対戦。ホームのレアル・マドリードが2点差を追い付かれ、試合は2-2の引き分けに終わった。
試合後、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が心境を語った。スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
53分までに2点のリードを奪ったものの、60分と88分に失点を喫して引き分けに持ち込まれたレアル・マドリード。ジダン監督はグループ2位通過となったことについて「特に気にしていない。首位通過を望んでいたし、そのためにベストを尽くしたけどね。月曜日(12日)には組み合わせ抽選会がある。これから選手たちが立ち向かうものは、決して容易ではないよ」とコメントした。
決勝トーナメント1回戦の抽選会は12日にスイス・ニヨンで行われる。ジダン監督は対戦相手について問われると、「ユーヴェとの対戦は望まない。それは2つの理由からだ」と、古巣ユヴェントスとの激突は避けたいとの考えを明かした。「2つの理由」については語らなかったが、「とはいえ、月曜日に起きることを見てみよう。(抽選について)我々にできることはないからね」と続けている。
なお今節の引き分けにより、レアル・マドリードの公式戦連続無敗記録は「34」に。レオ・ベーンハッカー監督が率いていた1988-89シーズンに樹立したクラブ記録に並んでいる。新記録樹立を懸けた次戦は10日、リーガ・エスパニョーラ第15節でデポルティーボをホームに迎える。