CKから決勝ゴールを決めたS・ラモス [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第15節が10日に行われ、レアル・マドリードはデポルティーボと対戦し、3-2で勝利した。試合後、後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを挙げたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがコメントを残している。10日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
2-2で迎えた後半アディショナルタイム1分、レアル・マドリードはCKを獲得すると、ドイツ代表MFトニ・クロースの上げたボールをS・ラモスがヘディングで突き刺した。結局これが決勝点となり、レアル・マドリードが3-2で勝利。公式戦の無敗記録をクラブレコードとなる「35」へ伸ばした。
同紙によると、値千金のゴールを決めたS・ラモスは、「希望、信頼、熱意をもって最後まで戦うなら、このようなことが起こりうる」と最後まで諦めなかったことが結果に繋がったとした。
しかし一方、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらを温存して臨んだ同試合について、「素晴らしいゲームをしたとは言えない。僕らはいくつもミスを犯した。前半はたくさんのチャンスがありながら、決めきれなかった。そして相手がカウンターをするスペースも与えてしまった」とチームの主将を務めるS・ラモスは課題を口にしている。
今後、レアル・マドリードは来日し、15日にはFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の準決勝で、北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカとアジア王者の全北現代の勝者と対戦する。S・ラモスは「今度はクラブワールドカップを楽しむつもりさ」と同大会へ向けてコメントした。
By サッカーキング編集部
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