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ジダン監督、クラブW杯初戦へ警戒も「我々は常にレアル・マドリード」と自信

2016.12.14

前日練習時に笑顔を見せるジダン監督 [写真]=Real Madrid via Getty Images

 15日に横浜国際総合競技場で開催されるFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝を控え、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が公式会見に出席した。

 日本時間12日早朝に、約13時間のフライトで来日したレアル・マドリード。ジダン監督は「一番大変な部分は時差ボケ、そして長旅だ。我々が抱える唯一の困難はその点だ」と話す一方で「だが2日経ったし、準備はできている。新しいチャレンジを頑張りたい。大切なタイトルだ。我々はレアル・マドリードであり、常にレアル・マドリードだ。目の前の試合に集中して勝つことが使命。勝利をおさめ、ファイナルに進みたい」と、力強く続け“白い巨人”の姿を見せることに自信を示した。

 レアル・マドリードは現在、クラブ新記録となる公式戦35戦負けなしの記録を継続中。また、準決勝でも実力差を見せることが世界から期待されるが、ジダン監督は「とにかく目の前の試合に集中すること」と約20分間の会見中に何回も繰り返す。

 その集中しなければいけない準決勝では、北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)と対戦する。「相手については3日間、しっかりと分析している」とコメントしつつ、「どちらがイニシアチブを握るかは、明日にならないとわからない。五分五分だと思っている」「才能がある選手たち多いし、我々も苦しめられるだろう」と、しっかりと集中しなければいけないことを言い聞かせるように語った。

 気になる先発メンバーについては「深刻な状況ではないが、長旅で疲れている。負担があったようだ。リスクは冒したくない」として、前日練習も別メニューだった主将のセルヒオ・ラモスの欠場を明言。「ベストと考える選手を出したい。オプションもいろいろある。みなさんの前でベストのチームをお見せしたい」と、必勝を期す。

 また、前日の夜に通算4度目のバロンドール受賞が発表されたクリスティアーノ・ロナウドについて問われると、「彼ほどたくさんの賞を受賞することは稀なケースだろう。4度目の受賞はすごいことだ。簡単ではない。今、彼が見せていることは素晴らしいこと。もう一度受賞することもできるだろうね」と称賛。「モチベーションはいつも通り高い。フレンドリーマッチや練習でも常にだ。まったく心配していないよ」と、エースの状態にも太鼓判を押している。

By サッカーキング編集部

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