ビジャレアルは14日、スペイン代表GKセルヒオ・アセンホと2022年6月末までの3年間の契約延長を締結したことを公式サイトで発表した。
若手時代はスペインの将来を担う逸材と評価されたS・アセンホだが、ここまでのキャリアではケガとの戦いに明け暮れて来た。
出身クラブのバジャドリードで2008年12月に左ひざの半月板を損傷したS・アセンホは、アトレティコ・マドリードでは2010年5月に左ひざ、マラガでは2011年2月に右ひざ、ビジャレアルでは2015年4月に右ひざと、3度にわたり前十字じん帯を断裂するという不運に見舞われた。
しかし、その度に重傷を克服してきたS・アセンホは、今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは開幕から全試合にフル出場。15試合で10失点とリーグ最高の守備力を要するチームのゴールマウスに君臨している。
この実績を高く評価するビジャレアルは、リーグ最少失点を誇る27歳の守護神に対し、33歳までの長期契約を提供した模様だ。