レアル・マドリードを相手に健闘した鹿島アントラーズ [写真]=Getty Images
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝が18日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)は欧州サッカー連盟代表のレアル・マドリード(スペイン)と対戦。延長にもつれ込んだ熱戦は、2得点を加点したレアル・マドリードが4-2で鹿島アントラーズを退け、世界一の座についた。
試合後、レアル・マドリードの番記者を20年以上務めているスペイン紙『マルカ』のホセ・フェリックス・ディアス氏に感想を聞いた。
一時はレアル・マドリード相手に勝ち越しに成功するなど、大いに苦しめた鹿島。その戦いぶりについて「非常にいいチームだった。いいプレーも見せていたし、フィジカルもとても強かった。日本は素晴らしいサッカーができる資質があるということを世界に示せた」と称える。
個別で目立った選手を訪ねると「柴崎だ」とこの試合2得点の背番号10を挙げ、「いいゴールだったし、プレーも非常によかった」と評価する一方で「もう何点か決めるチャンスがあったね」と、チームとして他にも決定機が十分にあったことに触れた。
レアル・マドリードとすれば、極東の開催国王者に苦戦を強いられた格好となったが、「ベンゼマの先制点がかなり早い時間に決まったこともあって、鹿島が前へ積極的に出てきた。これが苦戦につながった。90分間だけで見れば、鹿島の方がいいプレーをしていた」と、“白い巨人”を追い詰めたJリーグ王者のプレーを評価している。
By サッカーキング編集部
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