スアレス(左)のゴールをメッシ(右)も祝福 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第16節が18日に行われ、バルセロナとエスパニョールが対戦した。
両クラブの対戦は、“バルセロナ・ダービー”として知られる伝統の一戦。首位レアル・マドリードから勝ち点6差の2位につけるバルセロナにとっては、レアル・マドリードの海外遠征中に勝ち点をしっかり稼いでおきたいところだが、エスパニョールとしてもライバル相手に簡単に勝利を譲るつもりはないだろう。
バルセロナは18分、後方からのロングボールに反応して抜け出したルイス・スアレスが、冷静にゴール左隅へ流し込み先制点をマーク。同選手はシーズンの得点数を11とし、リーグ得点ランキングでトップだったチームメートのリオネル・メッシと並んでいる。
後半に入って67分、エリア手前でボールを受けたメッシがドリブルでエリアに進入。6人ほどの相手選手に囲まれていたが、巧みなボールタッチでかわしてシュートを放つと、GKロベルト・ヒメネスの弾いたボールを再びスアレスが押し込んでネットを揺らした。
さらに直後の68分には、再びメッシがテクニックを見せつける。エリア手前から左斜め方向にドリブルを仕掛けると、ディフェンダー4人を置き去りにしてエリアにボールを持ち込む。走り込んできたジョルディ・アルバがメッシと入れ替わってシュートすると、これが右隅へと突き刺さった。バルセロナが一気にリードを3点に広げる。
エスパニョールは78分、右サイドからロングボールが上がると、逆サイドを駆け上がったジェラール・モレノがワンタッチで中に折り返す。これをダビド・ロペスが左足で蹴り込み、スコアは1-3となった。
しかし試合終了間際、バルセロナが再びゴールを挙げる。スアレスが浮き球のスルーパスを上げると、これを抜け出したメッシが冷静に押し込んでリードをさらに広げた。
そのままホイッスルが鳴り、試合は4-1で終了。連勝を飾ったバルセロナが首位レアル・マドリードとの勝ち点差を暫定「3」に縮めている。次節は1月8日にビジャレアルと、エスパニョールは同6日にデポルティーボと対戦する予定だ。
【得点者】
1-0 18分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
2-0 67分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
3-0 68分 ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
3-1 79分 ダビド・ロペス(エスパニョール)
4-1 90分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
By サッカーキング編集部
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