自身4度目の世界王者となったMFトニ・クロース [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリード(スペイン)のドイツ代表MFトニ・クロースが、4度目の世界王者を成し遂げた。スペイン紙『マルカ』が19日付で伝えている。
18日に行われたFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝で延長戦の末4-2で鹿島アントラーズ(日本)を下したレアル・マドリード。クロースはこの試合で先発フル出場を果たし、勝利に貢献した。
同紙によると、クロースは今大会開幕前の時点ですでに3度の世界一を経験していた。最初の優勝は2013年12月。当時バイエルン(ドイツ)に所属していた同選手は、FIFAクラブワールドカップ モロッコ 2013決勝でラジャ・カサブランカ(モロッコ)を2-0で下し、自身初の世界一となった。翌年には、クロースはドイツ代表としてFIFAワールドカップ ブラジル 2014に出場。決勝で延長戦の末にアルゼンチン代表を1-0で破った。これで2度目の世界王者となったクロース。レアル・マドリードの一員として出場した同年のFIFAクラブワールドカップ モロッコ 2014では、決勝戦でサン・ロレンソ(アルゼンチン)に2-0で勝利。3度目の世界王者になるとともに、1年でナショナルチームとクラブの両方で世界一に輝く偉業となった。そして迎えた今大会でも優勝を成し遂げ、同選手は4度目の世界制覇を達成した。
わずか3年間で4度も世界の頂点に立ったクロース。まさに“優勝請負人”と呼ぶにふさわしい同選手だが、その数は今後さらに増えていくことになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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