去就に注目が集まっているメッシ [写真]=Getty Images
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が20日、2016年を振り返る記者会見に出席。117分間にも及んだ会見で、数多くの質問に答えた。とりわけ注目を集めたのは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長に関する話題だったようだ。クラブの公式HPが伝えている。
バルトメウ会長は「メッシは史上最高のサッカー選手だ。だから我々は、彼が残留してくれるように最善を尽くす。ここは彼にとっての家なのだからね。彼は世界一の選手だ。だから、そのようにする(残留へ最善を尽くす)のはあらゆる意味で理に適っている」と、エースの残留へ全力を尽くすと強調した。
そのうえで同会長は、メッシとの契約延長に楽観的であることを明かした。「レオ(メッシの愛称)はバルセロナでプレーを続けたいと思っているよ。彼はここで幸せだ。将来、世界一の選手が“一生のキャリアをここで終えた”という歴史が生まれることだろう。そして引退したとしても、クラブと繋がっていく」と、引退後の関係にまで言及している。
メッシとバルセロナとの現行契約は2018年6月末までとなっている。9日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、メッシの父で代理人であるホルヘ・メッシ氏がバルセロナを訪れ、バルトメウ会長らと年内に直接会談をする模様。以前までは電話のみの話し合いだったと見られ、契約延長交渉は一歩前進すると報じられていた。
バルセロナはすでに、ブラジル代表FWネイマールとウルグアイ代表FWルイス・スアレスとは新契約を締結している。メッシとの交渉をまとめ、“MSN”全員との契約延長を実現する日はいつになるだろうか。
By サッカーキング編集部
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