バルセロナの下部組織に所属するFWイ・スンウ [写真]=Getty Images
移籍の可能性を報じられているバルセロナU-19A所属のU-19韓国代表FWイ・スンウだが、同クラブを退団する意向はないようだ。韓国紙『中央日報』が4日に報じた。
イ・スンウは、バルセロナが18歳未満の選手獲得に関する規定違反によりFIFA(国際サッカー連盟)から処分を受けていたため、18歳となった2016年1月まで公式戦に出場できなかった。2年以上、試合から遠ざかったものの、現在はバルセロナU-19Aでプレーしている。
6日に19歳の誕生日を迎える同選手は今シーズン終了後にバルセロナBへの昇格が内定しているようだが、スペインメディアの報道では、今年の夏にドイツやオランダにレンタル移籍する可能性もあるという。
しかし『中央日報』紙によると、同選手の関係者が「バルセロナとイ・スンウの去就について緊密な話し合いを行っている。バルセロナBへの昇格時期を調整したことはあるが、他リーグや他チームへのレンタル移籍を話し合ったことはない」とコメントし、移籍の可能性を否定しているという。
さらに同紙が2日に掲載したインタビューでは、イ・スンウが「もし移籍すれば、トップリーグでプレーすることも可能だと思うし、実際にいくつかのオファーもあった。だけど、世界最高のチームであるバルセロナでトップデビューすることが僕の夢だ」とバルセロナでのプレーを望んでいることを明言していた。
By サッカーキング編集部
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