アトレチコ・マドリード戦でプレーする乾(左) [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第17節が7日に行われ、MF乾貴士が所属するエイバルとアトレティコ・マドリードが対戦した。乾はリーグ戦9試合連続となる先発出場を果たしている。
ウインターブレイク明けのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)5回戦ファーストレグで、快勝を収めたチーム同士の一戦。上位進出を目指すエイバルが、優勝争いに残りたいアトレティコ・マドリードをホームに迎えた。
前半はエイバルが押し込む展開。24分に右サイドを駆け上がったアンデル・カパがクロスを上げると、エリア内のアドリアン・ゴンサレスが右足で合わせた。しかしこれはGKミゲル・アンヘル・モヤが落ち着いてセーブする。
続く29分、左サイドでボールを持った乾がドリブルを仕掛けると、たまらずシメ・ヴルサリコが足をひっかける。ヴルサリコにはイエローカードが提示された。さらに36分、乾はキックフェイントでDF2人をはがすと、そのままサイドをドリブルで駆け上がりクロスを供給。しかしこれはシュートまで持ち込むことができなかった。
スコアが動いたのは後半に入って54分、ショートコーナーからアトレティコ・マドリードのフィリペ・ルイスがクロスを上げると、サウール・ニゲスがヘディングで流し込んだ。それまで押し込まれていたアトレティコ・マドリードが先制する。
1点を追うエイバルは67分、乾のクロスがクリアされたところを拾い、立て続けにミドルシュートを打つ。しかしいずれもアトレティコ・マドリード守備陣がブロックし、失点を阻止した。直後の68分に乾は交代を命じられる。
すると74分、アトレティコ・マドリードはエリア右に走りこんだケヴィン・ガメイロがGKジョエル・ロドリゲスをひきつけてクロス。これにアントワーヌ・グリーズマンが合わせ、追加点を叩き込んだ。
試合はこのままタイムアップ。アトレティコ・マドリードが確実にチャンスを仕留め、2-0で勝ち点3をゲットした。なお、乾は68分までプレーしている。
次節、エイバルはスポルティング・ヒホンと、アトレティコ・マドリードはベティスと対戦する。
【スコア】
エイバル 0-2 アトレティコ・マドリード
【得点者】
0-1 54分 サウール・ニゲス(アトレティコ・マドリード)
0-2 74分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
By サッカーキング編集部
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