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スペイン代表前監督デル・ボスケ氏、公式戦2連敗のジダン監督を擁護

2017.01.20

デル・ボスケ氏(左)がジダン監督(右)を擁護 [写真]=Getty Images

 スペイン代表前監督のビセンテ・デル・ボスケ氏が、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督を擁護するコメントを残した。19日付のスペイン紙『アス』が報じている。

 レアル・マドリードは15日、リーガ・エスパニョーラ第18節でセビージャに1-2と敗れ、公式戦無敗記録が「40」でストップ。すると、18日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝ファーストレグのセルタ戦でも1-2で敗れた。ジダン監督にとっては、就任後初の公式戦2連敗。セルタ戦後、同監督は「今は、乗り越えなければいけない悪い時期にある」とコメント。厳しい状況に直面していることを認めていた。

 しかし、ジダン監督が現役時代にレアル・マドリードでプレーしていた当時、チームを率いていたデル・ボスケ氏は「彼はとても良くやっている」と仕事ぶりを改めて評価。さらに「監督というのは勝利のためだけでなく、負けた時のためにも存在しているんだ」と話し、かつての教え子を擁護した。

 またデル・ボスケ氏は、レアル・マドリードのコパ・デル・レイ準決勝進出の可能性についても言及。「今はセルタがリードしているが、まだアウェーでの試合が残っている。セルタは良いプレーをしているが、レアル・マドリードは偉大なチームであり、スコアをひっくり返すことは可能だ」とコメントし、古巣の逆転での勝ち上がりに期待を寄せた。

 セルタの本拠地バライードスで行われるセカンドレグは25日に開催される。ジダン監督はこの難局を乗り越えることはできるだろうか。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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