厳しい評価を受けているレアルDFダニーロ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのブラジル代表DFダニーロがクラブやファンからの信頼を得るには、まだ時間がかかりそうだ。データとともにスペイン紙『アス』が19日付で伝えている。
同クラブは、右サイドバックのレギュラーを務めるスペイン代表DFダニエル・カルバハルが18日に右足大腿二頭筋負傷(グレード2)と診断された。全治までの期間は明らかにされていないが、報道では約1カ月の離脱と見られている。
カルバハルの負傷離脱を受け、ダニーロは18日に行われたセルタとのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝ファーストレグで先発出場した。しかし、同紙はデータでダニーロのパフォーマンスを分析し、カルバハルの穴を埋めるには不十分との見方を示している。
同紙はダニーロと左サイドバックのブラジル代表DFマルセロのヒートマップを比較。マルセロのプレーしたエリアに比べて、ダニーロは狭い範囲でしかプレーしておらず、これが右サイドの流動性の欠如を引き起こしたと指摘した。また、カルバハルと比べてダニーロは1試合当たりのインターセプト回数が少ないことも、評価を下げた一因とされている。
80分にピッチを去る際にはスタンドからブーイングを浴びせられたダニーロだが、なんとか信頼を勝ち取り、カルバハルの穴を補う活躍を見せたいところだ。
By サッカーキング編集部
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