エイバルを下したバルセロナ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第19節が22日に行われ、MF乾貴士所属のエイバルとバルセロナが対戦した。
上位進出を目論むエイバルが、前節ラス・パルマス相手に大勝を収めたバルセロナへ挑んだ。乾はリーグ戦11試合連続となる先発出場。バルセロナは前節をベンチで見守ったネイマールがスタメンに名を連ね、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに前線を形成した。
試合開始8分、バルセロナにアクシデント発生。ゴンザロ・エスカランテと接触したセルヒオ・ブスケツが右足首を負傷し、途中出場を余儀なくされた。代わりにデニス・スアレスがピッチへ送り出される。
23分、エイバルは左サイドでパスを受けた乾が中央へカットイン。そのまま右足のミドルシュートを放った。しかしボールは枠をとらえることができない。
すると32分、バルセロナはエリア付近で細かいパスをつなぎ、最後はネイマールから横パスを受けたメッシが左足を振りぬく。これはDFのブロックに防がれるが、セカンドボールをD・スアレスが右足でダイレクトシュート。ボールはゴール左下へ突き刺さり、先制点となった。前半はこのままバルセロナの1点リードで終了する。
後半開始直後の50分、バルセロナが追加点を決める。ハーフライン付近でボールを持ったメッシがドリブルから右サイドへ開いたスアレスへパス。スアレスはトラップからすぐさまクロスを供給すると、エリア内へ走りこんだメッシが左足で合わせ、ゴール左隅へ流し込んだ。
2点を追うエイバルは63分、乾が左サイドからドリブル突破を図る。しかしこれはセルジ・ロベルトが落ち着いて対応。チャンスを作らせない。
直後の68分、バルセロナのスアレスが前線からチェイスを仕掛ける。フロリアン・ルジューヌからボールを奪いエリア右へ進入すると、そのままニアサイドを射抜くシュート。チーム3点目を奪った。
78分、乾はピッチを退き、ルベン・ペーニャが投入された。
すると84分、エイバルは自陣からボールをつなぎ、最後はピッチ中央からペドロ・レオンが右足でミドルシュート。しかしGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが好セーブを見せ、得点を与えなかった。
バルセロナは後半アディショナルタイム1分に、ネイマールがエリア内で右足を振りぬき、追加点をゲット。直後にタイムアップを迎え、バルセロナが4-0で白星をつかんだ。なお、乾は78分までプレー。左サイドで積極的に仕掛けたが、得点に繋がるプレーを見せることはできなかった。
次節、エイバルはホームでデポルティーボと、バルセロナは敵地でベティスと対戦する。
【得点者】
0-1 32分 デニス・スアレス(バルセロナ)
0-2 50分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
0-3 68分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
0-4 90+1分 ネイマール(バルセロナ)
By サッカーキング編集部
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