エンリケ監督は去就に関する質問に応えなかった [写真]=Getty Images
バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督について、今シーズン終了後にクラブを離れる可能性が高まっている。16日付のイギリス紙『サン』が報じた。
報道によると、エンリケ監督は26日に行われるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝セカンドレグ、レアル・ソシエダ戦の前日会見に出席。その際、自身の去就に関する質問を受け、同監督はコメントを拒否したという。さらに、後任はアシスタントコーチが務めるのかと聞かれると、「この質問は明日の試合と関係ない」と返し、退任報道についての明言を避けた。
エンリケ監督は2014年の就任以降、リーガ・エスパニョーラ2連覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含め、数多くのタイトルを獲得してきた。2015年のCL優勝直後には、クラブとの契約を2017年まで延ばした同監督だが、それから契約延長の発表はなく、今シーズン終了後の退任が囁かれている。
また、エンリケ監督は以前、「バルセロナを長い期間にわたって指揮する監督はいない。選ばれたごくわずかな指揮官だけができることだろう。私には無理だ」と語っており、クラブに居続ける意思がないことを明かしていた。
後任候補にはセビージャを指揮するホルヘ・サンパオリ監督や、アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督の名前が挙がっている。バルセロナを率いるに値することを結果で示してきたエンリケ監督だが、クラブとの契約を延長し、来シーズンも指揮を執ることはあるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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